本記事のダメージ計算は2022/07/26時点でのティナリの性能で計算しています。
調整が入り次第、調整後の性能で検証し直し、記事を更新します。
また未実装のため一部仕様が不明瞭な状況です。
その点を留意した上でご覧ください。
更新情報
7/26 7/25の調整を受けて再度ダメージ計算、考察の再編集、相性の良いパーティメンバーフリー枠の 追記を行いました。
ステータス・固有天賦
レベル90時
基礎HP:10850
基礎攻撃力:268
基礎防御力:630
固有ボーナス:草元素ダメージバフ +28.8%
鋭き眼識 | ティナリがリースアローを発射すると、元素熟知+50、継続時間4秒。 |
植物精通 | ティナリの元素熟知の数値が1につき、重撃とタングルヴァインアローによるダメージ+0.06%。 この方式でアップできる上記攻撃によるダメージは60%までとなる。 |
広き見聞 | ミニマップで周囲のスメール地域の特産の位置を表示する |
解説
基礎攻撃力は全キャラ中17位で高いとは言えませんが、ティナリは元素熟知を高めて激化反応でダメージを出すキャラでもあります。
基礎HPと基礎防御力については弓キャラ相応といった感じです。
固有ボーナスは草元素ダメージバフと最近のアタッカーには珍しく会心系ではありませんでした。
かといって無駄ステータスではありません。
固有天賦 鋭き眼識はシンプルな効果です。特に言うことはありません。
固有天賦 植物精通は重撃と元素爆発の火力を上げてくれます。ティナリはほぼ激化反応を前提としているため熟知を上げることは無駄にならないためとてもいい効果です。重撃にもバフがかかるのでかなり強いですね。
重撃
ダメージがより高く、より精確な狙い撃ちを発動する。 照準時、植物の力が矢先に集まり、攻撃と共に発射される。チャージの時間により、異なる効果を発動する。
·1段チャージ:草元素が集まった矢を放ち、草元素ダメージを与える。
·2段チャージ:リースアローを放ち、草元素ダメージを与える。 命中後、近くの敵を自動追尾し、草元素ダメージを与えるクラスターブルームアローを生成する。
解説
通常攻撃、落下攻撃については特徴がないので触れません。
重撃は甘雨のように2段階あり、2段チャージのチャージ時間は3秒強です。
長いように感じますが、これを後述の元素スキルや完凸効果で短くすることができます。
2段チャージ後はリースアロー+クラスターブルームアロー*4を放ちます。
追撃であるクラスターブルームアローは敵に命中しなくても発動します。
元素スキル
ビジュニャーナボムを前方へ投げ、草元素範囲ダメージを与える。 そして、ビジュニャーナカンダフィールドを生成し、不思議な幻像が中にいる敵を挑発し、攻撃を引き付ける。。 また、ティナリは「ビジュニャーナペネトレーター」効果を獲得し、リースアローのチャージ時間-1.5秒。この効果は継続時間終了、またはティナリがリースアローを3本発射した後になくなる。
解説
攻撃は地味ですがティナリにとって重要な役割を持ったスキルです。
実質デコイ効果とチャージ時間短縮の効果を持っています。
映像を見てもわかるようにフィールド内にいる敵は混乱し攻撃をこちらに向けて行ってきません。
しかし週ボス、フィールドボス、ヴィシャップについては効果がありません。
それ以外の敵については大体何かしらの効果があるようです。
詳しく気になる方は英語になりますがこちらをご覧ください。
(1) Tighnari’s E confusion mechanic – List of affected enemies and their behavior : Genshin_Impact_Leaks (reddit.com)
また1度のスキル発動で3回まで1.5秒チャージ時間を短縮してくれます。
元素爆発
すべての種の力を集め、敵を自動追尾し、草元素ダメージを与えるタングルヴァインアローを6本発射する。
タングルヴァインアローが命中すると、サブタングルヴァインアローを生成し、近くの敵を自動追尾する。敵に命中すると草元素ダメージを与える。
解説
合計で12ヒットする元素爆発を放ちます。
瞬間火力としては激化反応を絡めることで高いダメージを出すことができます。
比較検証
以下からは聖遺物や武器などをダメージで比較していきます。
の前提は以下の通りです。
無凸 レベル90 天賦9/9/9
武器・聖遺物は逐一指定
聖遺物スコア 150(会心のみ) 率/ダメは1:2調整
敵レベル90 元素耐性10%
固有天賦1 常時発動(元素熟知+50) (計算上常時とさせていただきます)
固有天賦2 発動(元素熟知によって元素爆発ダメージup)
草元素共鳴 発動 (元素熟知+100)
草聖遺物 発動 (草元素耐性-30%)
草元素共鳴 草聖遺物については、実際の編成でも草キャラを1体入れることはほぼマストなため前提としています。
また比較対象は
・重撃+追撃*4→(重撃:拡激化 追撃*4:1ヒット拡激化 3ヒット反応なし)
・元素爆発*6+追撃*6→(元素爆発*6、追撃*6:2ヒット拡激化 4ヒット反応なし)
・上記モーションの合計ダメージ(元素スキルの激化ダメージも含む)
の3パターンで比較を行います。上記の激化反応頻度はティナリが標準のICDを持っていると仮定した上での頻度の為、ICDなしの場合は火力がもっと上昇します。
聖遺物比較
ここではモチーフ武器固定で熟知4セット(熟2攻1)と楽団4セットで比較を行います。
草聖遺物はサポートキャラが持つ前提なので比較しません。
聖遺物の装着OPは
攻撃/草ダメ/会心系 熟知/草ダメ/会心系 攻撃/熟知/会心系 熟知/熟知/会心系
熟知/熟知/熟知 の5パターンで比較を行います。
本検証は味方のサポートを受けずに単騎での想定の下でステバランスを見るものとお考え下さい。


解説
まずセットの比較から解説します
元素爆発の火力もバランスよくあげられる熟知4の方が強くなっています。
熟知4と楽団4を合計ダメージを装着OPごとに比較すると、以下のようになります。
攻撃/草ダメ/会心系:会心OP3伸び程度
熟知/草ダメ/会心系:会心OP2伸び程度
攻撃/熟知/会心系 :会心OP0.5伸び程度
熟知/熟知/会心系 :差ほぼなし
熟知/熟知/熟知 :差ほぼなし
劇的な差はありませんね。
楽団4は聖遺物廻聖もできますので、新秘境に通いながら妥協として楽団も厳選するのも良いかもしれませんね。手持ちの楽団聖遺物と相談してください。
以下からは装着OPの比較を解説します
最適なのは熟知/草ダメ/会心系となりました。
次点で熟知4は攻撃/草ダメ/会心系、楽団4は熟知/熟知/会心系 となりました。
熟知4は熟知が充分漏れているので攻撃時計が、楽団4は熟知が足りないので熟知時計をつけながら熟知杯もつけるとバランスが良くなります。
また7/26の固有天賦調整により熟知の価値が下がったため、熟知OP複数装備は全体的に火力を落としました。
攻撃時計も選択肢のひとつではあります。これも手持ちの聖遺物と相談して比較を行ってください。
目安として会心1伸びで合計ダメージが約6000ダメージ(2~2.5%)変わります。
これはかなりざっくりとした目安ですのでご注意ください。
武器比較
ここでは聖遺物は熟知4セット(熟2攻1)の熟知/草ダメ/会心系に固定して、
主要な☆5武器と☆4武器の合計ダメージで比較を行います。


解説
結論からお話するとティナリはモチーフ武器が最適です。
特に☆4武器でかみ合ってる武器がないため、強く使うならなるべくモチーフ武器を引きたいですね。
ただ若水、冬極は妥協点になりえます。
しかし両武器ともティナリで条件を満たすのは少し厳しいため注意は必要です。
アモスは甘雨に相性抜群のため良い武器のように思えましたが、
サブOPが攻撃%であるのとバフが元素爆発にかからないため意外にも相性はよくありません。
☆4武器はどれも似た感じです。特に言うことはありません。
武器に関しては7/26の調整の影響はありません。
相性の良いパーティメンバー
ティナリをメインアタッカーにする場合、パーティ構成はほぼ固定されます。
ティナリ+草聖遺物装備要員+激化用雷付与要員+フリー枠
それぞれ紹介していきます。
草聖遺物装備要員
ver3.0現在草主人公とコレイしか該当しません。
草聖遺物による元素耐性-30%と草共鳴要員の役割です。
草付与能力は両者ともほとんど差はありません。
両キャラともサポート能力は控えめで、
コレイは4凸効果による元素熟知+60
草主人公は6凸効果による草元素ダメバフ+12%と固有天賦による熟知+60がついています。
またコレイや終焉弓(r1で元素熟知+100)、主人公は新鍛造片手剣(r5で12秒元素熟知+120バフ)
好みや所持武器で決めてください。
激化用雷付与要員
近づく必要がなく雷元素の付与を継続的に行えるキャラとして
雷電将軍、八重神子、フィッシュルが挙げられます。
雷電将軍はティナリの重撃を3回打った後の時間を埋める役割と現在攻撃中の敵に雷付与を確実に行える点が魅力です。
八重神子は裏から火力を出せる点が魅力です。拡激化が発動できるときは、超激化も発動するため火力は3キャラ中トップになりそうです。
フィッシュルは終焉弓が持てるのがサポート武器として魅力です。
またフィッシュルの固有天賦2は
オズがフィールドにいる時、出場している自身のキャラクターの敵への攻撃が雷元素の関連反応を起こすと、敵に聖裁の雷を下し、フィッシュルの攻撃力80%分の雷元素ダメージを与える。
以上の効果でありこの攻撃にはIcdがありません。そのため攻撃は激化、超激化、拡激化が起きるたびに超激化反応でバフされた80%攻撃力のダメージを毎回与えます。
いまいちイメージができないと思いますが、とにかくとんでもなくダメージが出る可能性があるということを覚えておいてください。実際使ってみないと分かりません。
(八重神子を普通に超えるダメージを出すかも…)
フリー枠
フリー枠についてはこのキャラが一番!というのがいません。
回復が欲しい→ディオナ(完凸)
シールドが欲しい→鍾離、ディオナ(完凸)、アルベド
集敵→スクロース
蒼古を生かしたい→アルベド
鍾離
教官の効果は
2 | 元素熟知+80。 |
4 | 元素反応を引き起こした後、チーム全員の元素熟知+120、継続時間8秒。 |
となっており鍾離は4セットの効果を継続的に結晶反応で発動できます。
→継続的にの表現は誤りでした。教官はフィールドにいないと発動しないため継続的に発動させるのは少し難しいです。
薄くなりがちな防御面を支えるシールドとおまけの元素耐性-20%も兼ね揃えて強いと海外で話題になっています。
ディオナ
![]() 第6重 | キャッツテールが閉店の時 特製スピリッツのエリアにいるキャラクターは自身の現在HPによって下記の効果を獲得する。 ・HPが50%以下の時、受ける治療効果+30%。 ・HPが50%を超えている時、元素熟知+200。 |
---|
完凸効果による熟知+200とシールド&回復による役割圧縮ができます。
教官を持たせることもできますね。
スクロース
![]() 触媒置換術 | スクロースが拡散反応を起こした時、該当元素のチームメンバー全員(スクロース自身を除く)の元素熟知+50、継続時間8秒。 突破段階「1」で解放 |
![]() 小さな恵風 | 風霊作成・六三〇八又は禁・風霊作成・七五同構弐型が敵に命中した時、スクロースの元素熟知の20%を基準に、チーム全員(スクロース自身を除く)の元素熟知を強化する、継続時間8秒。 突破段階「4」で解放 |
(固有天賦1は草元素を拡散することはできないのでティナリの火力は上がりません。)
固有天賦2によって熟知配布&集敵&金珀・試作でHP回復もできます。
金珀・試作はサブOPが熟知で、元素スキルの発動回数も増やせる祭礼の断片よりも優先して採用するのか感はありますが…。
教官4も発動できます。
アルベド
![]() ホムンクルスの天智 | 誕生式・大地の潮を発動した時、周囲のチーム全員の元素熟知を+125、継続時間10秒。 突破段階「4」で解放 |

風と共に流れる「千年の大楽章」の一部。与えるダメージ+10%。
元素反応を起こすと、奮起の欠片を1枚獲得する。この効果は0.5秒毎に1回のみ発動でき、待機中のキャラクターも発動できる。
奮起の欠片を2枚集めると、全ての奮起の欠片を消費し、周囲のチーム全員に12秒間継続する「千年の大楽章・抗争の歌」効果を付与する:通常、重撃、落下攻撃のダメージ+16%、攻撃力+20%。
発動後の20秒間、奮起の欠片を再度取得することはできない。「千年の大楽章」のもたらす各効果中、同種類の効果の重ね掛け不可。
固有天賦2による熟知配布、蒼古による重撃バフ、結晶反応によるシールドを与えることができます。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでもこの記事があなたのお役に立てれば幸いです。ちなみにこれを作るのに10時間ほどかかりました…。(作業の進みが遅かったのもありますが)
是非Twitterのフォロー(リンク)とこの記事の投稿ツイートをRT(リーク情報の為本当にできればで構いません)といいねをよろしくお願いいたします。
凸効果についてはまた後日記事にする予定です。
また考察が足りていない部分もあると思いますのでお気づきがありましたら質問箱やコメントでそっと教えて頂けると幸いです。
コメント
コメント一覧 (6件)
10時間も、、ありがとうございます!
八重とフィッシュルを一緒に使うのも強そう
金メッキ厳選が地獄だけど…
ダメージ計算や編成考察助かります、八重フィッシュルティナリ同時採用したいから草のシールドキャラ来るまで最大火力は難しそうだ
教官って控えでも発動しましたっけ?
表にいないとダメだね。鍾離でも試したことあるけどこの発動はかなり難しい。8秒毎に表に出て一発反応起こしてして退場みたいな使い方になるので教官はほぼ法器キャラ専用の聖遺物だと思う。法器はかなり簡単に使いこなすことができる。
鍾離でやる場合、最低8秒毎に鍾離をフロントに出す必要があり、その時に必ず柱の近くに敵が来るように位置を誘導し、かつ付着ICDを意識し、結晶反応が起きる瞬間に鍾離がフロントにいないといけない。何度かやったけどすげー難しかった。成功したとしても交代時間中のDPSが無駄になるのも課題になる。
教官の仕様について勘違いしておりました。
ご説明ありがとうございます。
今から記事の内容を修正させて頂きます。